ニュースリリース

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JR西日本×京都水族館 共同開催 「京の夏の旅」40周年記念企画『発車オーライ梅小路!』 「東急ハンズ」監修による体験型鉄道展示ブースが登場!

2015.07.06

 
 
 株式会社東急ハンズ(新宿区新宿、代表取締役社長:吉浦 勝博)は、西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、代表取締役社長:真鍋 精志)と京都水族館(京都市下京区、館長:下村 実)が協力のもと、2015年7月18日(土)~9月27日(日)に開催する、「鉄道」と「京の夏」をテーマにしたイベント『発車オーライ梅小路!』において、京都水族館内に設置する体験型鉄道展示ブースを監修することが決定しましたのでお知らせいたします。
 このイベントは、2016年春に予定されている京都鉄道博物館開業に向けた、梅小路公園周辺エリアの活性化を目的とし、京都市などが主催する「京の夏の旅」40周年を記念して行われ、京都水族館内で鉄道車両模型や盆栽風鉄道ジオラマ「盆ラマ」作品の展示、ワークショップなどを開催するものです。
 

発車オーライ梅小路!POP.jpgのサムネイル画像

鉄道展示ブースイメージパース.jpgのサムネイル画像
「東急ハンズ」監修による、体験型鉄道展示ブース イメージ
 
 
 当社はこの共同イベントにおいて、体験型鉄道展示ブースの監修を行い、「のぞいてみよう・のってみよう・くぐってみよう・すわってみよう・やってみよう」をコンセプトに、小さな鉄道が夏の京都をイメージした不思議な空間を走る様子を再現しました。立って上から眺めたり、ゆったりと座って眺めたり、また鉄道ファンにはたまらない!走る鉄道車両模型を同じ目線で間近に見たり、様々な角度から鑑賞できるように工夫を凝らしました。
 また、形や模様が鉄道車両を連想させる「ファイヤースパイニーイール」や「スポッテッドナイフフィッシュ」など、水族館ならではの、いきものの展示も加わり、これまでにない水族館と鉄道のコラボレーションが楽しめます。
 「京都鉄道博物館」開業に向けて賑わいを見せる梅小路公園内の「京都水族館」で開催される共同イベントに、ぜひご期待ください。
 
◇イベント詳細:京都水族館ホームページ ↓ 
 
 
■「東急ハンズ」監修の体験型鉄道展示ブースのみどころ
 (企画・デザイン:株式会社アワーカンパニー http://our.co.jp/
 
SL模型が走るジオラマ展示
 小さな鉄道が夏の京都をイメージした不思議な空間で走る様子を「のぞいてみよう・のってみよう・くぐってみよう・すわってみよう・やってみよう」というコンセプトのもと、実際に体を動かして体験できます。展示ブースには、中央に梅小路運転区所属のSL模型C56蒸気機関車が走る、幅約2.4m×奥行き1.6mのジオラマ展示台を設置し、下からもぐり込んで走る車両模型と同じ目線で鑑賞できます。
C56形蒸気機関車模型.jpg
ジオラマを走行する「C56蒸気機関車」
 
 
 ②盆栽風鉄道ジオラマ「盆ラマ」作品の展示
 鉄道ジオラマ作家、川上哲生氏が「京都鉄道博物館」と「京の夏」をテーマに樹木や草などを盆栽風に表現・制作した「盆ラマ」8作品を展示。展示台に高低差をつけることで、いろいろな角度から覗き込むことができます。

盆ラマ作品例.jpg

「盆ラマ」作品例
 
 
「盆ラマ」の制作体験ワークショップ開催
  鉄道ジオラマ作家の川上哲生氏による、制作体験ワークショップを実施します。
 ◇開催日:2015年7月19日(日)、8月17日(月)~21日(金)、24日(月)~28日(金)、31日(月)、9月5日(土)、12日(土)、19日(土)、20日(日)、26日(土)
 ◇場所:「発車オーライ梅小路!」イベント会場(1F大水槽横休憩コーナー内特設スペース)
 ◇参加費:1,000円(税込)※京都水族館への入場料は別途必要です
 ※申し込み、定員などの詳細は「京都水族館」ホームページをご確認ください。
  
~川上哲生(Tetsuo Kawakami)プロフィール~
 1965年11月19日生まれ。鉄道ジオラマ作家、鉄道絵画作家。
 2歳の頃に「蒸気機関車C55」を初めて見てから鉄道の魅力にとらわれ、独学で蒸気機関車などを描いた鉄道絵画を発表するなど、数々のメディアに取り上げられている。
 
③北陸本線歴代主要車両の模型展示(展示協力:KATO)
 車両模型展示では、共同イベントと同時期に開催中の『恐竜たちと水族館2015』において協力を得ている「福井県立恐竜博物館」のある北陸と関西を結ぶ北陸本線をテーマに、485系初期型雷鳥や、681系特急用交直流電車サンダーバードなど、北陸本線歴代主要車両の先頭車両模型10車両を、いろいろな角度から見ることができる展示になっています。
485系初期型「雷鳥」模型.JPG
485系初期型「雷鳥」の車両模型
 
 
④鉄道車両に形や模様が似たいきものを展示
 細長い体にとがった頭部が鉄道車両を連想させる「ファイヤースパイニーイール」や、体の模様が鉄道車両の窓に見える「スポッテッドナイフフィッシュ」などのいきものを展示します。
ファイヤースパイニーイール&スポッテッドナイフフィッシュ.jpg
左)ファイヤースパイニーイール、右)スポッテッドナイフフィッシュ
 
 
⑤イラストレーター「寺田晶子(Shoko Terata)」氏による壁面装飾
 本イベントにおいてイメージイラストを手掛ける寺田晶子氏による、梅小路周辺エリアをイメージしたイラストマップを、展示ブース壁面に特別装飾します。
東急ハンズ池袋30周年記念.jpg
イラストイメージ(東急ハンズ池袋店30周年記念イベント時の店内壁面装飾)
 
 
~寺田晶子(Shoko Terata)プロフィール~ http://shokoterata.com/
 茨城県生まれ。大学・大学院で建築設計を専攻し、卒業後、会社勤務を経て2008年よりフリーで活動。広告や雑誌、企業や店舗のビュジュアルイメージイラストなどを手掛ける。東急ハンズにおいては、池袋店開業30周年記念イベント時の店内壁面装飾や、銀座店で限定販売した、オリジナルマグカップのデザイン(銀座の街をイメージしたイラストマップ)などを手掛けた。
 
 
■その他
 「京都鉄道博物館」公式キャラクターデザイン投票BOX設置
京都5芸大(京都嵯峨芸術大学、京都市立芸術大学、京都精華大学、京都造形芸術大学、成安造形大学)の学生がデザインした「京都鉄道博物館」公式キャラクターの投票箱を設置します。投票に参加いただくことで、「京都鉄道博物館」開業に向けた期待感が高まります。
 
 
■京都水族館について
 2012年3月に開館した、日本で初めて人工海水を100%使用した、国内最大級の内陸型水族館。
「水と共につながる、いのち」をコンセプトとし、展示だけにとどまらず、ワークショップなどの体験プログラムを随時実施し、水と水に棲むいきものたちと親しみ、遊びながら学べる“総合エデュテインメント(※)型施設”を目指している。(※)エデュケーション+エンターテインメントの合成語
京都水族館ロゴ.png
 
■京都鉄道博物館について
 2016年春、開館予定。
「地域と歩む鉄道文化拠点」を基本コンセプトとし、地域と連携を図り、博物館自体も広く市民に受け入れられる「憩いの場」となることで、生涯学習の場としても地域社会に貢献し、地域とともに成長し続ける博物館となることを目指している。
 43年の長きに渡る歴史を持つ「梅小路蒸気機関車館」が閉館し、新しい鉄道博物館として誕生する。
鉄道博物館パース.png
「京都鉄道博物館」イメージ
 
 

 

 当社はこれまでに、マンションやリゾート施設の空間演出を手掛けており、昨シーズンには、株式会社東急リゾートサービスの運営するスキーリゾート「ハンターマウンテン塩原」において、エントランスモール全面リニューアルに携わり、全体のイメージづくりやMD計画、オリジナル商品の開発、ショッパーなどの販売資材製作の他、スタッフ育成なども実施した実績があります。
 また本年5月には、帝塚山大学、奈良・東生駒キャンパス(奈良市帝塚山)において、学生ラウンジのカフェへのリノベーション監修(今秋オープン予定)を行うなど、今後もこれまでに培ったノウハウを活用し、積極的に空間プロデュースを手掛けてまいります。