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vol.84
「初心者のための、基礎から学べる"金継ぎ"体験会」

6月29日(土)に開催した金継ぎ体験会をレポートします。

割れたり、欠けたりした陶器を修復する、日本の伝統技法「金継ぎ」。
今回は、初心者のための基本的な技法を学ぶ「金継ぎ」体験会を開催いたしました。

6月29日(土)に開催した金継ぎ体験会をレポートします。割れたり、欠けたりした陶器を修復する、日本の伝統技法「金継ぎ」。今回は、初心者のための基本的な技法を学ぶ「金継ぎ」体験会を開催いたしました。

講師は、播与漆行(はりよしっこう)の箕浦和男さん。
漆の販売や漆を使用した教室も主宰する、漆のスペシャリストです。

今回は、東急ハンズの店舗でも販売している「金継ぎ初心者セット」を使い
こちらで用意した陶器のお皿に、金継ぎを体験していただきました。

このセットと水、ご飯さえあれば、その日のうちに金継ぎを始められます。

このセットと水、ご飯さえあれば、その日のうちに金継ぎを始められます。

まずは、漆を使う際の注意事項です。
使用するのは、天然漆。肌に触れるとかぶれてしまうことがあるので、扱いには十分注意が必要です。
手袋とアームカバーを着用して、しっかり対策をとってから始めます。

まずは、漆を使う際の注意事項です。使用するのは、天然漆。肌に触れるとかぶれてしまうことがあるので、扱いには十分注意が必要です。手袋とアームカバーを着用して、しっかり対策をとってから始めます。

本来、金継ぎは全ての工程が完了するまで約3ヶ月前後かかります。
今回は金継ぎで重要な工程と、ポイントを押さえて学ぶため、一部処理済のお皿を使って3時間で体験していただきました。
日常生活で遭遇しやすい、割れているお皿と欠けているお皿、最後の仕上げに金粉を蒔くためのお皿の合計3枚です。

はじめに行うのは、割れたお皿を修復する「接合(麦漆接着)」です。

小麦粉と水を混ぜて、耳たぶくらいの硬さまで練ります。そこに、透漆(すきうるし)を同じくらい混ぜて練っていきます。
これが、麦漆(むぎうるし)です。
決まった分量がないので、講師に見てもらいながら感覚をつかんでいきます。

本来、金継ぎは全ての工程が完了するまで約3ヶ月前後かかります。今回は金継ぎで重要な工程と、ポイントを押さえて学ぶため、一部処理済のお皿を使って3時間で体験していただきました。日常生活で遭遇しやすい、割れているお皿と欠けているお皿、最後の仕上げに金粉を蒔くためのお皿の合計3枚です。はじめに行うのは、割れたお皿を修復する「接合(麦漆接着)」です。小麦粉と水を混ぜて、耳たぶくらいの硬さまで練ります。そこに、透漆(すきうるし)を同じくらい混ぜて練っていきます。これが、麦漆(むぎうるし)です。決まった分量がないので、講師に見てもらいながら感覚をつかんでいきます。

できあがった麦漆を、お皿の割れ目に竹ヘラで均一に塗っていきます。
塗ったお皿は、その後30分くらい乾かしてから破片同士をくっつける工程に移ります。

できあがった麦漆を、お皿の割れ目に竹ヘラで均一に塗っていきます。塗ったお皿は、その後30分くらい乾かしてから破片同士をくっつける工程に移ります。

破片同士を合わせ接着箇所をテープなどで固定して、2~3週間乾燥させます。もしずれてしまっても翌日位までは修正が可能なので、焦らず、ずれがないようにていねいにくっつけましょう。
これで、接合工程は終了です。

破片同士を合わせ接着箇所をテープなどで固定して、2~3週間乾燥させます。もしずれてしまっても翌日位までは修正が可能なので、焦らず、ずれがないようにていねいにくっつけましょう。これで、接合工程は終了です。

次は、欠けてしまったお皿などの修復に使う、刻苧(こくそ)付けを体験していただきます。
お皿の破片がなくなった場合は、破損箇所を刻苧漆(こくそうるし)で埋めるように補修します。
練ったご飯粒に、透漆、刻苧綿(こくそわた)、木粉を混ぜて、よく練り合わせていきます。これで刻苧漆の完成です!

次は、欠けてしまったお皿などの修復に使う、刻苧(こくそ)付けを体験していただきます。お皿の破片がなくなった場合は、破損箇所を刻苧漆(こくそうるし)で埋めるように補修します。練ったご飯粒に、透漆、刻苧綿(こくそわた)、木粉を混ぜて、よく練り合わせていきます。これで刻苧漆の完成です!

マスキングテープでお皿の縁に土手をつくったら、さきほどの刻苧漆を竹ヘラで欠けた部分に詰めていきます。
違和感のない仕上がりにするため、ていねいに形を整えます。

マスキングテープでお皿の縁に土手をつくったら、さきほどの刻苧漆を竹ヘラで欠けた部分に詰めていきます。違和感のない仕上がりにするため、ていねいに形を整えます。

刻苧付けした後は、2週間を目安に乾燥させます。乾いてからカッターや砥石でなめらかにしてあげると、さらにきれいな仕上がりになります。
刻苧付けの工程は、これで終了です。
作業の合間に、講師の箕浦さんより刻苧漆が、乾漆像(漆を塗り固めてつくった仏像などの彫像)にも使われていた歴史など、漆の豆知識をお話ししていただきました。

最後に、金粉蒔きを体験していただきました。
接着または、刻苧付けした部分に、弁柄漆(べんがらうるし)を薄く塗り、30~60分ほど乾かしておきます。
表面が少し乾いたところで、弁柄漆を塗った部分に金粉を蒔いていきます。

刻苧付けした後は、2週間を目安に乾燥させます。乾いてからカッターや砥石でなめらかにしてあげると、さらにきれいな仕上がりになります。刻苧付けの工程は、これで終了です。作業の合間に、講師の箕浦さんより刻苧漆が、乾漆像(漆を塗り固めてつくった仏像などの彫像)にも使われていた歴史など、漆の豆知識をお話ししていただきました。最後に、金粉蒔きを体験していただきました。接着または、刻苧付けした部分に、弁柄漆(べんがらうるし)を薄く塗り、30~60分ほど乾かしておきます。表面が少し乾いたところで、弁柄漆を塗った部分に金粉を蒔いていきます。

分厚く塗りすぎると金粉を蒔いても、金粉が沈んでしまうことがあるので、皆さん慎重に作業を進めます。
講師も心配そうにのぞきこんでいます。

ただ、今回ご参加いただいたお客様は、みなさまとても上手!
講師も感心するほど、上手に金粉を蒔くことができました。

分厚く塗りすぎると金粉を蒔いても、金粉が沈んでしまうことがあるので、皆さん慎重に作業を進めます。講師も心配そうにのぞきこんでいます。ただ、今回ご参加いただいたお客様は、みなさまとても上手!講師も感心するほど、上手に金粉を蒔くことができました。

金粉を蒔き終わったら、そのまま3~4日乾燥させます。

今回の体験会では行いませんでしたが、
その後、金粉固めを施し、お好みで磨いてあげると金継ぎの全工程が完了です。

本日の金継ぎ体験の3工程が終了しました。 みなさま、3時間お疲れ様でした!
使用したキットは、お持ち帰りいただきました。家でもすぐに実践できますね。

最後に講師を交えて、写真を撮らせていただきました。

集合写真.jpg

参加者のみなさまから、ご感想をいただきました。

■金継ぎは難しいと思っていたけれど、わかりやすいご指導で楽しく作業できました。
■どうしてこうなるのか、説明していただいたので、とても楽しかったです。
■講師の方に細かく見ていただけたので、楽しくできました。
■歴史や言葉の由来も含めて話をしてもらえたのが、面白かったです。

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