イタリアンレザーのマルチウォレットをつくる

12月8日(日)に開催した体験会をレポートします。
ホックつけ、穴あけ、サドルステッチによる縫製、断面のコバ磨きなど、
レザークラフトの基本となる工程を行い、スマホやパスポートなどが入るマルチウォレットをつくりました。

12月8日(日)に開催した体験会をレポートします。ホックつけ、穴あけ、サドルステッチによる縫製、断面のコバ磨きなど、レザークラフトの基本となる工程を行い、スマホやパスポートなどが入るマルチウォレットをつくりました。

講師は、.URUKUST 土平先生
「.URUKUST(ウルクスト)」とは、「つくる」をコンセプトに革小物の制作キットを展開しているブランドです。

今回は、東京で実施した午前の部、午後の部の様子を合わせてレポートします。

まずは、レザークラフトの基本コバ(革の切り口)磨きから始めます。
コバ磨きをすることで、見た目もよくなり、手触りもなめらかな仕上がりになります。
パーツ1つ1つをていねいに磨きます。

まずは、レザークラフトの基本コバ(革の切り口)磨きから始めます。コバ磨きをすることで、見た目もよくなり、手触りもなめらかな仕上がりになります。パーツ1つ1つをていねいに磨きます。

次は外ポケットを縫い付けるための縫い線をひいて、ホックを取り付けます。

次は外ポケットを縫い付けるための縫い線をひいて、ホックを取り付けます。

外ポケットには両面テープを貼り接着し、縫い穴をあけてサドルステッチで縫います。
(サドルステッチとは、1本の糸の両端にそれぞれ針をつけ、表裏同時に縫い合わせる手法です。)
縫い穴を開けるときは、革に対して垂直に打つことがポイントです!

外ポケットには両面テープを貼り接着し、縫い穴をあけてサドルステッチで縫います。(サドルステッチとは、1本の糸の両端にそれぞれ針をつけ、表裏同時に縫い合わせる手法です。)縫い穴を開けるときは、革に対して垂直に打つことがポイントです!

両面から同じ穴に針を刺すレザークラフトならではの工程に、みなさん集中して一針ずつ縫いあげていきます。

両面から同じ穴に針を刺すレザークラフトならではの工程に、みなさん集中して一針ずつ縫いあげていきます。

袋になる部分のマチに折り跡をつけて、ゴムのりで接着します。

袋になる部分のマチに折り跡をつけて、ゴムのりで接着します。

マチに縫い穴をあけて縫い、コバ磨きをして最終仕上げをします。

マチに縫い穴をあけて縫い、コバ磨きをして最終仕上げをします。

本体にDカンとストラップを取り付けたら完成です。

本体にDカンとストラップを取り付けたら完成です。

縫い糸やストラップの色は、自由に選べるのでみなさまそれぞれ違ったマルチウォレットが完成しました。
最後に参加者のみなさまと先生で記念撮影。(上:午前の部、下:午後の部)
みなさま、ご参加ありがとうございました!

午前の部.jpg

午後の部.jpg

【参加者のみなさまから、ご感想をいただきました】
■職人さんになった気分でした。
■満足できるウォレットができました。
■細かく教えてくれたので、はじめてでもできました。

この記事の関連タグ