キャリアを知る—01 同期対談キャリアを知る—01 同期対談

キャリアを知る—01 同期対談

ともに悩み、考え、成長する仲間がいたからこそ、全力で駆け抜けることができた

ともに泣き、ともに笑い合ってきた「同期の存在」、これほど心強いものはありません。入社7年目の2人の同期社員に、入社から現在まで、「30歳までのキャリア形成」について語り合ってもらいました。

相川 綾香 Aikawa Ayaka

2007年入社
柏店 ヘルス&ビューティー
芸術学部 文芸学科卒

渋谷店フロア勤務でキャリアをスタートさせ、その後営業管理課、ヒント7(※1)担当を経験し、現在は柏店でヘルス&ビューティーフロアに勤務。休日は、夏は夫と二人で海に行き、他のシーズンではTV番組で特集された街を訪れるなど、ブラリ街歩きを楽しんでいる。

内田 圭祐 Uchida Keisuke

2007年入社
経営企画部 経営企画課
商学部 商業学科卒

相川と同じく、渋谷店でキャリアをスタートさせ、その後町田店では2年間、イベント・シーズン用品を手掛ける。現在は経営企画課で、全社の予算管理などを行っている。30歳になってから週3日、ジムに通い、汗を流してストレスを発散している。

悩み、苦しみ、乗り越えて、ようやく一人前

今日の対談のテーマは、「30歳までのキャリア形成」ということで、同じ渋谷店でキャリアの第一歩を踏み出した僕たち二人に白羽の矢が立った訳だけど、仕事の話、とくにキャリアの話になると、これまであまりしてこなかったよね?

そうだよね。同期同士、仲はいいんだけどなぁ。いい機会だし、内田君の話から聞かせてよ。お互い渋谷店に配属されて、まず初めに立ちはだかった大きな壁ってどんなことだった?

同期では多くの人が、特集コーナーを立ち上げたことって答えるんだろうけど、僕の場合は少し違うんだ。当時僕が配属されたフロアはDIY。仕事の内容、商品知識、専門用語など覚えることが他のフロアより多くて、日常業務が大きな壁の連続。性格的にも、真面目でじっくり考えるタイプだから、気付かない間に結構ストレスを感じていたんだ。

挫けそうだったって、飲み会でも話していたもんね。

うん。でも、トレーナー(※2)の方は、常に僕の事を気にかけてくれていて、励ましてくれたり、飲みに誘ってくれたり、そういう人がそばにいてもらえると、とても安心できたんだ。今もそのトレーナーとは、社内で見かければお互いに声を掛け合うし、すごくいい関係を今も築けているよ。
それに、先輩従業員の後ろについて接客のいろはを学んだり、閉店後の10分間で技能社員の大先輩に専門知識を教わったり、いろいろと学ぶ努力をしていったんだ。

いい先輩に巡り会ったね。私も就職活動の時から感じていたけど、東急ハンズの社員って共感できる人が多いよね。当たり前のことだけど、みんなしっかりと悩んで、苦しんで、成長している。だからこそ、信頼できるし、一緒に働きたいと思う人が多いんだよね。

※1 ヒント7:ハンズカフェを含む渋谷店7FAフロアのこと。
※2 トレーナー:入社から半年間、新入社員に1対1で指導してくれる先輩社員のこと。

「マニュアル」がないところからのスタート

新入社員時代のことを思い出すと、本当に忙しくて、目の前のことで必死だったよね。汗と涙を流しながら、いつの間にか一人前になっていて……。

そうそう。そのうち、店舗や部署の異動を経験する人も出てきたよね。東急ハンズでは異動は社内転職のようなものっていう話も出るくらい。内田君が町田店に異動した後、久しぶりに会った時は「この人成長したな」って感じたよ。スキルや経験もそうだけど、表情が変わってた気がする。凜々しくなったというか(笑)。

ありがとう(笑)。確かに、町田店みたいな中・小型店での経験は、かなり鍛えられたよ。町田店ではバラエティグッズやシーズン用品を担当していたから、イベント毎に主担当として売場のイメージを、ガラッと変更しなければならない。作業日は各フロアのスタッフ総出で対応するんだけど、そのスケジュールや作業内容を計画して、実際に指示を出すのが僕の役割。「君は動くな、指示を出せ」と言われたり、今までとは勝手が違い大変だったよ。でも、ヒトのマネジメントについて学ぶことができたのは、キャリアの中でも貴重な経験だと思うよ。

やっぱり。「苦労は買ってでもしろ」とは、まさにこのことだね(笑)。私も同じような経験をいくつかしているけど、やっぱり一番印象に残っているのは、渋谷店7階のヒント7での勤務かな。

実は今回、その話を聞くのを一番楽しみにしていたんだよね。

同期の中では私だけだもんね。ヒント7の中でも私は物販とイベントを担当していたんだけど、何が大変だったかというと、「マニュアル」がないこと。何をするにも前例のないことばかり。「これはおもしろい」と自信を持っていても、どうやるのか、誰に相談すべきなのか、企画から実現までの道筋を自分で立てていかなければ実現できない。今では外部とのコラボレーション企画もノウハウが蓄積されてきたけど、初めてのコラボレーション、JAXAとの「人工衛星 胸キュン カフェ」を企画したときは本当に手探り状態。JAXAの担当者の方、渋谷店の店長、ハンズカフェの担当者など、いろいろな立場の人と話をして、お互いにWin-Winの関係を築く必要があるんだよね。

ハンズ側としては、新しい事業をPRできる絶好の機会だけど、相手側としては、何でハンズとコラボしたいって思ってもらえるのかな?相手のメリットってどんなところなの?

まずは、「東急ハンズ」というネームバリューに一目置かれているのは感じたな。コラボレーション企画では、相手側の担当者と東急ハンズの担当者が膝をつき合わせて、お客様を喜ばせるためには何ができるか、どんなおもしろいものがつくれるか、とことんアイデアを出し合える環境が魅力なんじゃないかな。実現できないことはほとんどなくて、「ここまでやっていいんですか?」と驚かれることも多かったから。

すごくいい経験だよね。うらやましいな。

本当にいい経験だったし、さまざまな立場の人をまとめ、人に自分の考えや意図を伝える力が身に付いたと思う。

働きやすい環境は、自分で考え、つくり出す

じゃあ、最後に今後のキャリアについて……。相川さんは最近結婚もしたと思うけど、今後の働き方とか目標とかどう考えているの?

結婚はしたけど、子どもが生まれるまでは、今のままの働き方を続けていくと思う。むしろ結婚して変わったことと言えば、夫というパートナーを得て、精神的により安定して働けていることかな。子どもが生まれれば、子育てと仕事を両立させるために、考えなければならないことも多いと思うけど、先輩たちが両立を実現しているから心強いんだ。

確かに。最近は育休制度を利用する人も増えてきているみたいだから、東急ハンズではフレキシブルな働き方に対する理解も高まってきているんだろうね。

もちろん、周りの人に“おんぶにだっこ”のような状態ではダメだと思うから、助けてもらう前提ではなく、「どうやったら続けられるのかな」って考えて、自分で工夫しなければいけないと思う。

僕もまだまだヒント・スタッフとしては道半ばだから、さまざまな経験を積んでいきたい。店舗の管理課の仕事にも興味があるよ。
そして、いつの日か、僕もかつて救ってもらったトレーナー社員のように、“癒やし”を提供しながら後輩を育てていける人になりたいね。

内田君ならなれるよ!お互い30代も新たなキャリアを積んでいこうね。

※内容はすべて取材当時のものです。